今年2017年、ついに史上最高値を更新したビットコイン。
生誕8年でその価値は当時に比べて100万倍以上です。
その需要も認知度もますますひろがり、
ついには日本を代表する3大メガバンクまで独自ブロックチェーンシステムをリリースすることとなりましたね。
ではここで、ノアコインの理解を深めるためにも、
もう一度簡単にビットコインについてもわかりやすく解説していきますね!
ビットコインがもたらした革命“ブロックチェーン”
ビットコインは、2008年、アメリカのとある暗号技術の投稿サイトに、
「ナカモトサトシ」と名乗る名義で投稿された理論がもともとの始まりです。
このナカモトサトシという名はじつは匿名で、日本名ですがどこの国の人かもいまだ分からず謎に包まれたままです。
このナカモトサトシが提唱した論文は、
Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
出典 bitcoin.pdf
と呼ばれるたった9枚ほどしかない論文ですが、
これがまさに、
金融業界の根底を覆すポテンシャルを秘めてこの世に舞い降りたものでした。
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送金技術に起きた革命
このビットコインがもたらした技術はすでにご存知の方も多いでしょうが、
従来のような銀行やカード会社、代行サービスといった第三者機関を介さずとも、
取引したい個人どおしの間だけで瞬時に、送金コストもかけず、
不正も改ざんもできない証明を記録し取引が可能
といったものですが、
この仕組みこそが金融業界の根底を覆す技術です。
銀行の送金手数料による収益は、まさに全収益の40%をも占めるものらしく、
その額なんと年間1400兆円以上。
この牙城が崩されるということは、銀行やそれら金融機関などといった、
手数料ビジネスで収益を上げていた会社にとってはまさに死活問題ですよね。
誰しも送金コストなんかできるだけ支払いたくないですし、時間もかからず瞬時に送れるなら大歓迎です。
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この技術がもたらす恩恵は、海外とのビジネスもより身近にスピーディーに行えるということでもありますね。
このビットコインの登場は、以前よりずっと研究が進められてきた“フィンテック”、
いわゆる金融とインターネットテクノロジーなどの融合による様々な新しい取り組みの総称ですが、
このフィンテックを成功に導く最後の鍵となったようです。
ビットコインが生まれた当時、このビットコイン、そしてブロックチェーン技術が持つ可能性にちゃんと気づいていた人はどの程度いるんでしょうね?
というより、殆どの人はまったく理解も出来ないどころか、
そんな技術が本当に可能かどうかすら信じもしなかったでしょう。
きっと私もその当時なら同じように考えていたと思いますけどね(笑)
これはちょうどインターネットが登場してきた1990年代半ばにもよく似たことが起きていたとも言います。
時間も距離も関係なく、いつでも好きな時に世界中のニュースも見れて、
いつでもどこへでも画像も手紙もただで送れてしまう技術なんて実現するはずがない
多くの人がこのように思われていたようですが、
現在ではもはやインターネット無しの生活なんて考えられないぐらい暮らしや生活の中に浸透していますよねw
生活に密着した仕組みやスキームを持つものは、
スマホや電子マネーやSuica然り、
いつも静かに気づかない間に日々の暮らしの中に溶け込んでいってしまうものです。
徐々に認知度は上がってきているとはいえ、まだまだビットコインや仮想通貨をちゃんと理解していない人も多いですが、
その100万倍にもおよぶ価値の上昇が示すように、
もはや世界は紙幣のない世界へと着々とその歩みを進めています。
これからますますいろんなものが、こうしたフィンテック的技術に置き換えられ、
時代は一気に進み変革していくんでしょうね。
『知るか知らないか?』
たったこれだけでそれはこれからの世の中、
とても大きな分かれ道になるのかもしれませんね。